【YouTube】JASRAC管理の終了について
いつも楽曲をご利用くださりありがとうございます。
先日、一部の楽曲ご利用者様において、YouTubeでの著作権警告が出ておりました件について、問題の解決が完了しましたのでご報告いたします。
経緯としましては、元々DOVAで配信していた楽曲を個人管理として扱い、それらを全てJASRACで管理してもらう形に移行を進めていました。
当初、JASRACに管理を委託はするものの、コンテンツIDはJASRACに管理してもらわない方式で運用する予定でしたが、JASRAC側の基本方針としてコンテンツIDも管理することになったことで、コンテンツIDもJASRAC管理下で扱われることになりました。
ただしその場合であっても、YouTubeでBGMとしてご利用いただくことは利用区分的にOKとしていたので影響がないものと考えており経過を観察しておりましたが、この「利用区分」という範囲が私の想定を遥かに超えるほど複雑で繊細であり、個人的にはOKだと思っていた動画でもシステム(自動判定)的にはNGという事例が多くあることが判明しました。
また、JASRACでのコンテンツID管理は国内においては問題なかったのですが海外は管轄外ということであり、それにより私が最も懸念していた「著作権詐欺」が海外の業者で横行してしまい、それにより一部の楽曲利用してくださった動画投稿者様の収益化に影響を与えてしまうという問題が発生してしまいました。
幸い、この問題を指摘してくださった動画投稿者様は著作権に関する知識と理解が深く、楽曲が著作権詐欺に遭っていることを第一に考えてくださり、ご自身のチャンネル収益の影響よりも私の楽曲著作権について第一に心配してくださり、大変真摯にご対応をいただきました。
私としても、このような動画投稿者様はたくさんいらっしゃることを改めて理解し、どうすることが一番の問題解決になるかを考えた結果、JASRACでの管理を終了してDOVAでの配信に戻すことが一番良いと判断しました。
ということで、40曲ほどJASRAC管理にしていた楽曲については、本日2024年3月31日を以てJASRAC管理下から外します。
それに伴い、楽曲をDOVAに再登録し直すことになりますが、仕組み上まとめて再登録ということができないため、時間をかけて1曲ずつ再登録することになります。
そのため、しばらくの間は該当楽曲が無防備な状態になってしまい著作権詐欺の餌食になってしまうことが避けられないため、動画投稿者様におかれましては大変お手数ですが、再登録が済むまでの間は今まで以上に「著作権違反の異議申し立て」に尽力いただきますよう、よろしくお願いします。