新型iPad Proが出たから次世代iPad Airを検討してる話
M1チップ搭載のiPad Proが出ましたねー。
とは言え、自分は絵を描かないですし動画編集もMacでやったほうがラクというか、YouTubeで新曲を公開するときに使うオーディオスペクトラムはAfter Effectsじゃないと作れないので、個人的にはiPad Proの性能は持て余しちゃうんですよね。
今使っているのは2020年の春頃に買ったiPad mini(第5世代)でして、その秋に出たiPad Air(第4世代)を買いそびれてしまったので、次に出るiPad Air(第5世代)を虎視眈々と狙っています。
AirTagは、おもしろそうなので試しに1個買ってみたいですね。
Contents
1.iPadでDTMがしたい
僕はブラウジング目的で昔からiPad miniを愛用してますが、最近ふと思ったんです。
「iPadでDTM(作曲メモ)がしたい」

DTMerあるあるだと思うんですが、良い感じの曲を思いついても作曲って簡単にメモする手段があんまりなくて、わざわざPCの電源入れてDAWを立ち上げて、、、なんてことをしてるうちにだんだん面倒くさくなってきて、モチベーションがどんどん下がっていくんですよね。
これが結構な機会損失になっていて勿体無いなぁという自覚はずっとあって、iPadのDAWアプリもいろいろ試してみたんですがどれもイマイチしっくりこなくて、長らくiPadとDTMは完全に切り離していました。
ところが最近、Cubasis 3の評判がかなり良かったり、海外のトラックメーカー達が積極的にiPadでサウンドメイクしてると聞いて、もう一度冷静にiPadのDAWアプリと向き合ってみました。
2.Cubasisがやっぱり使いやすかった

僕はNuendoユーザーなのでCubasisのUIはやっぱり使いやすそうだなと思い、かなり前にセールで買った(でも今まで使ってなかった)Cubasis 2をiPad miniで使ってみました。
まずは通常の指を使ったタッチ操作と、タッチペンを使った操作感について。
正直どっちも変わらないです。
ピアノロールの細いグリッドを指で正確に狙えるのか疑っていましたが、普通に狙えます。
タッチペンを使うとより正確に狙えますが、僕が使ってるのはサードパーティー製の安くて手頃なものなのでApple Pencilに比べると精度は落ちるんですが、それでもまぁまぁ使えます。
僕はいきなりApple Pencilを買うのは値段的に躊躇したので、お試しのつもりで安いサードパーティー製を使っていましたが正直言ってそれで大満足ですし、Cubasisを操作するのにもそれほど不便は感じないです。
しかし慣れてくるのと同時に、いちいちUSBに繋げて充電することが面倒になってきたので、iPad Airを買った際にはiPad本体でマグネット充電できるApple Pencil(第2世代)を買ってもいいなと思ってます。
少し話が逸れましたが、ちゃんと触ってみるとCubasisの操作感って実は良くできてるなという印象があります。
Cubasis 3はDEMOバージョンを使ってみた感じ、UIがもっと使いやすくなっていたので、次のセールのタイミングで移行する予定です。
3.iPadでラフ → Macに転送する方法

そうは言っても、iPadで出来ることには限界がありますし、楽曲を配信クオリティに仕上げるためには使用する音源やマスタリングをちゃんとやらないといけないので、あくまでもiPadはラフを作ることが目的です。
CubaseユーザーがCubasisを使う利点は、Cubasisで作ったプロジェクトをそのままCubaseに引き継げることです。
もちろん、音源はCubasisのものからCubase標準の音源「HALion Sonic SE 3」に置き換わりますので、そこから音源を挿し替えることになりますね。
やり方としては、Cubasisで作ったプロジェクトをMacに転送(DropboxとかAirDrop)して、Cubaseで開くだけ。
その際、あらかじめ「Cubasis Project Importer」というエクステンションをMac側にインストールしておく必要があります。
これをインストールしておくと、Cubase上からCubasisで作ったプロジェクトファイルが開けるようになります。

メーカーサイトにはCubasis Project ImporterがNuendoに対応してるかどうかの記述がなかったのですが、Nuendoでもインストールできました。
4.次世代iPad Air(第5世代)を待つ理由

iPad miniでもCubasisは十分使えるんですけど、如何せん画面が小さい。。。
ということで、画面の大きなiPadに乗り換えたくて色々検討しました。
無印iPadは安いし機能的にも十分ですが、ホームボタンが邪魔だし画面領域がもったいないので選択肢としては無いです。
今回発表されたM1搭載iPad Proは性能もデザインも最高ですが、冒頭でも書いたように性能を持て余してしまいます。
ということで必然的に選択肢はiPad Airなんですが、新型iPad Proが出たことで現行のiPad Airを買うことに躊躇しています。
これは個人の勝手な予想ですが、そう遠くない段階でiPad Airのマイナーチェンジモデルが出るんじゃないかと思っています。
そう思う理由として、iPad Airは「容量のラインナップ不足」「5G未対応」という課題があり、更に今年発売されるであろうiPhone 13に搭載が噂されているA15チップの存在があります。
もし仮に、iPhone 13にA15チップが搭載されるのであれば、性能面だけで言えばiPad Airの立ち位置がiPhoneより下になるので「オゥオゥ、黙ってられねーぞ!」って感じで多少強引に追従してくると思うんですよね。
あと、今回のApple新製品発表ではテレワークがひとつのキーワードにもなっていたと思いますが、iPad Proに搭載された「センターフレーム」が結構優秀っぽそうで、他のデバイスにも横展開したい隠れ目玉機能だと思います。
そんなこんなの事情を裏読みしていくと、iPad AirもそれなりにiPad Proに近づける努力をすると思うので、マイナーチェンジ展開は意外に現実的な気がしています。
別に急いでiPad Airが欲しいわけではないので、ここは一旦我慢して次世代モデルを待つのが吉ではないかと思ったわけです。
あくまで個人の勝手な予想ですけどね。