DTM環境を整理してみた

新年度なので、DTM環境の整理ついでに使用機材やソフトの紹介もしておこうかと思います。

Contents

Cubaseシリーズ(Steinberg)

本記事執筆時点での最新ナンバリングは「9」。

メインのDAWとして使用。

かれこれ10年以上愛用してます。

自宅では「Cubase 7」、職場では「Cubase 7.5」を使用。

どちらも少々古いバージョンですが、今のところ最新版にする理由も特にないのでこのまま使い続けてます。

Komplete(Native Instruments)

本記事執筆時点での最新ナンバリングは「11」。

主に生楽器系のライブラリを使用。

よく使ってるのは以下の音源。

・NEW YORK CONCERT GRAND(ピアノ音源)(廃盤かも?)

・Battery 4(ドラム音源)

・GUITAR RIG 5 PRO(ギターアンプシミュレーター)

他の音源は用途によって使ったり使わなかったり。

AmpliTube

本記事執筆時点での最新ナンバリングは「4」。

ギターアンプシミュレーターとして使用。

プリセットが膨大なのでお気に入りのプリセットをいくつか決めて使ってます。

REAL LPC / STRAT(MUSIC LAB)

本記事執筆時点での最新ナンバリングは「4」。

ギター音源(物理モデリング)として使用。

上記の「GUITAR RIG 5 PRO」「AmpliTube」と併せて使用。

ナンバリング「4」からはダブリング機能があるので、ギターが弾けない人にはオススメ。

Trilian(Spectrasonics)

ベース音源として使用。

エレキベースやウッドベースはこれがないとヤル気でないくらい必須。

「Cat life」の気持ちいいウッドベースもこの音源。

NEXUS2(reFX)

シンセ音源として使用。

シンセ系はこれ一つでほぼ完結させてます。

デフォルトのライブラリと、年末にプレゼントされる無料ライブラリだけで耐え忍んでます。

VSL SPECIAL EDITION(Vienna Symphonic Library)

オーケストラ音源として使用。

表現力の穴が見えやすいソロパートで主に使用。

奏法はキースイッチで簡単に切り替えられるので「こう表現したい!」と思った時にほぼ思い通りに表現できるので便利。

Hollywood Orchestra(EastWest)

オーケストラ音源として使用。

こちらはアンサンブルパートで主に使用。

上記のVSLと違ってキースイッチがないのでCubaseで「エクスプレッションマップ」を作ってアーティキュレーションで奏法を切り替える必要がある。

マシンスペック次第だけど、一般的なPCスペックでフルオーケストラ編成を組むとほぼ間違いなく処理が追いつかなくてプツプツ音が途切れるか、最悪マシンごと落ちる。(PLAYエンジンの問題と言われているが。。。)

でも音は超イイので、PCスペックを上げてでも使うだけの価値は十二分にあると思う。

Superior Drummer 2.0(TOONTRACK)

ドラム音源として使用。

HUMANIZER機能のおかげで単調になりがちなドラムパートを改善してくれる優れモノ。

以前は「EZ drummer」を使っていたけど、楽器毎の細かい調整がしづらかったのでSD2.0にクロスグレードアップ。

「EZ drummer」の音は好きなので、ライブラリは引き続きSD2.0に利用。

Renaissanceシリーズ(Waves)

プラグイン・エフェクト。

「Renaissance Compressor」でゆるく潰す

「Renaissance Bass」でベースの質量を上げる

「Renaissance DeEsser」で音を整える

個人的にこんな感じで各トラックをまとめていくのに使用。

TrueVerb(Waves)

リバーブ用のプラグイン。

Cubase付属のリバーブ・プラグインを長いこと使っていたけど、ついつい無意識にリバーブをかけすぎてしまう傾向にあったので、「TrueVerb」であっさりかける方針に変更。

Center(Waves)

MS処理用のプラグイン。

「SIDES」を上げるだけで超簡単にワイド感が出る魔法のプラグイン。

もっと早く導入しておけばよかったプラグインの筆頭。

Ozone7 Std(iZotope)

知人に勧められて最近導入したマスタリングツール。

プリセットから好きなセットを選ぶだけでプロみたいな仕上がりの音質になるし、これでもかっていうくらい音圧をぶち上げることもできるけど、やりすぎ注意。

VENGEANCE ESSENTIAL CLUBSOUNDS VOL.4(reFX)

サンプリング音源。

EDMのリズム隊はだいたいここから引っ張ってくる。

これと「NEXUS2」さえあればEDM量産が可能。

UAC-2(ZOOM)

オーディオインターフェース。

外部入力用というよりは、レイテンシー対策と「USB 3.0」対応のため。

そして何よりも音がイイ。パワー(出力)もイイ。

僕のように打ち込みしかしないDTMerは本来は無くても困らないけど、Macにヘッドフォン直挿しでは絶対に聴こえないような細かい音までしっかり出力してくれるのでやっぱり必要。

ZOOMはもっと積極的に宣伝したほうがいいと思う。

 

まとめ

「意外に金かかってないな」と思ったDTMerさんは多いと思いますが、この環境に至るまでに失敗した買い物は数知れず。。。

でも、これからDTM環境を作る人にこれだけは言っておきたい。

投資先は音源やプラグインではなくPCだ!ということを。

知恵袋とかで「DTMを始めるのに最低限どれくらいのマシンスペックが必要ですか?」という質問を大量にみかけるけど、"最低限"とかないから。

マシンスペックは予算が許す限りの最上位スペックにするべきです。

音源やプラグインを複数同時に立ち上げることがどれほどマシンに負荷をかけることなのか、これは身をもって体験するしかないのです。

DTMの環境作りは"攻めの姿勢"が吉です。

それでは素敵なDTMライフを!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください